タダシップの服用と立ちくらみの症状

タダシップは、タダラフィルとよばれる化学物質を有効成分として配合しているED治療薬の一種です。このタダシップは、血管の平滑筋という筋肉を収縮させるはたらきをもっているPDEという酵素に対して阻害的に作用します。
PDEは、実は性器の血管を収縮させて海綿体に血液が流れないようにし、EDの症状を引き起こす原因物質としての側面ももっています。そのため、タダシップを性行為の直前に服用することによって、性器におけるPDEのはたらきを阻害し、血管を逆に拡張させることによって、EDの症状を改善するという効果が期待できるのです。
また、タダシップは他のED治療薬と比較したときに、飲んでからすぐに作用するという即効性の面では劣るものの、飲んだ後も長時間にわたって効果が保たれるという点ではすぐれています。最長の場合では飲んでから36時間後までこうした効果が発揮されるといいますので、性行為の途中で効果が薄れたりしないかといった不安のある人にとっては、最良のED治療薬ということができます。
もっとも、このタダシップはそれなりに人体への影響が大きな医薬品ですので、服用したときに軽い副作用の症状があらわれることがあります。そうしたなかで多くみられるのが、頭痛や立ちくらみ、めまい、吐き気などといった症状です。これらは症状としては違いがあるものの、いずれも服用によって血圧が変化したことにともない起きた副作用で、重大なものではないため、効果が薄れると症状そのものも消えてしまいます。
ただし、心臓疾患などで硝酸剤のような医薬品を飲んでいる人がタダシップと併用した場合に、副作用の症状がみられた場合は要注意です。こうした併用では血圧が急降下することが往々にしてありますので、基本的には併用はしないというのが大前提となります。